令和6年11月24日(日)にThe Future of KYOTO AWARD二次審査・表彰式・交流会を行いました。
以下、受賞された団体とその事業名です。
【AR技術を活用したデジタルツーリズム 事業概要】
京都を未来へ繋げるコンテンツとして、「AR技術を利用したデジタルツーリズム」を考案する。「持続可能な観光」を実現させた京都を、作り出すことを重要視し、観光資源を使う上で、消費させることではなく、供給していくことを目指す。「AR技術を取り入れることで、非日常感を味わいつつ歴史・文化・伝統を学べるコンテンツ」を開発し、供給することで、地域の活性化が期待できする。
【京都グローバル・ラウンジ~外国にルーツを持つ子どもたち~ 事業概要】
日本に暮らす外国にルーツを持つ子どもたちは急速に増加する一方、様々な観点での複合的困難から社会的立場が弱く、アイデンティティの形成や維持が阻まれている。京都にある活動センターに活動場所をつくり、コミュニティの形成や、宿題のサポート、言語習得の機会、栄養バランスの取れた食事の安価の提供などから、全ての子供たちが豊かに暮らせる未来を実現させる。
【フードロス×スープ 事業概要】
地域の農家や小売店、飲食店から直接廃棄や過剰除去された食材を回収し、スープに加工する。スープは比較的簡単に作成でき、煮込むことで固い部分も食べやすくなり、栄養素を手軽に摂取できるため、年齢に関係なく多くの人々に楽しんでいただけます。このスープを販売するだけでなく、福祉施設などにも提供することで、地域全体でのフードロス削減を目指します。また、この京都発信のプロジェクトをはじめとした活動を知ってもらうことで日本全体にフードロスへの対策意識を持たせます。
【地域をつなぐこども食堂 事業概要】
近年、少子高齢化が進み、また地域のつながりが希薄となっている。少子化は、こども同士の交流の機会の減少の要因でもある。また、元気だが家に閉じこもりがちな高齢者も多い。このような現状に対応するため、子どもたちの居場所づくりと地域の活性化を実現する。また、「こども食堂マップ」を作成し、ボランティア参加希望者を募るしくみも作っていきたい。人の輪と笑顔を紡げ、地域課題を解決するセクターとしての役割を担っていきたい。